らいむぎばたけ

つかまえなくてだいじょうぶ

Rails Girls Tokyo 12th を開催しました

この記事は Rails Girls Japan Advent Calendar 2019 の 12 日目の記事になります。 昨日はあのぶるさんの Rails Girls Japanに支援していただいてRubyKaigi 2019に参加してきました - イノたまごラボ・あのぶる の「こんなの作ったよ!」 でした。

はじめに

railsgirls.com

Rails Girls Tokyo 10th11th の二度のスタッフに引き続き、 12th ではオーガナイザーをやらせて頂いた、らいむ (@lime1024) と言います。今年の 6 月にフィヨルドブートキャンプを卒業して今はお仕事で Ruby を書いています。 Rails Girls Tokyo 12th が終わったあと、体調を崩してしまい、出勤できない日々があったりなんだりで全くブログを書けずにいたら、なんやかんや 4 ヶ月が経過し今日を迎えています。やっと先週にスタッフ全員でお疲れ様会をやることができました...!

なぜやったか

自分自身は Rails Girls には参加したことはありませんでしたが、はじめてまともに Rails に触れたのは去年 6 月の Rails Girls Tokyo more! で、 @youchan さんと @emorima さんに Rails Girls ガイドに沿って教えて頂いたのがはじまりでした。

その時の自分は Ruby をはじめて二週間くらいの状態で、どうやったら Web アプリを作ることができるのか全くわからず、ただただ Ruby の本の写経をしている日々で、 more! と Rails Girls ガイドのおかげで、はじめての Web アプリを作ることができて凄い嬉しかったのを今でも覚えています。

「Web アプリを作ることができた!うれしい!楽しい!」という気持ちを自分に与えてくれた Rails Girls ガイド。そして、ひとつひとつ分からないところを教えてくれて、寄り添ってくれた @youchan さんと @emorima さんというコーチの存在。この体験をもっと色んな人にしてもらいたい!という思いと、10th, 11th にスタッフとして関わらせてもらったときのガールズたちの楽しそうな姿や、参加してよかった!という声を聞いて、自分も開催したいという気持ちに至りました。

やったこと

やったことを最初は書こうと思っていたのですが、りほちゃんがまとめてくれていたので、オーガナイザーがどんなことをやるのか気になった方は RailsGirlsでオーガナイザーをする時のやることリストとスケジュール #railsgirls - りほろぐをご一読ください🥳

やれなかったこと

12th では託児所を以下のいずれかで実施しようと動いていましたが、結果的には託児所を用意することはできませんでした。

  1. 会場近隣の一時保育施設の支払いを Rails Girls で行う
  2. 派遣託児を使って会場内の別部屋で託児をする
  3. 会場内の別部屋を開放する (スタッフを配置するが、意思疎通ができてトイレが一人でできる子のみ)

お子さんがいる方にヒアリングさせて頂いて 3 は需要に合わなそうだったので除外し、会場近隣に一時保育施設がちょうどあったので 1 に挑戦してみることにしました。相談させて頂いたところ、会の趣旨にご理解頂き、メールにて暫定の人数で予約を行いました。

ガールズ募集開始前に改めてメールで連絡したところ返信が来ず、架電したところ、当時自分とやり取りをしていた担当の方はもうおられず、メールについても知りませんからと言われ、無かったことに...😭口約束にならないようにメールでやり取りをしていたものの「知らない」と言われてしまい取り付く島もありませんでした。

ガールズ募集開始のタイミングを考えると今から改めて探して調整するのは厳しかったので、悔しさとか残念な気持ちで託児所を諦めました。12th ではできませんでしたが、託児所のある Rails Girls Tokyo がいつかできたらいいなあと思っています。

当日の様子

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全員で集合写真📷

やりきった感と楽しかったなあとか嬉しいなあとかの感情が入り混じった結果、当日は @a_matsuda さんの LT あたりから感極まって終始泣いていました。走って大量のティッシュを持ってきてくれたスタッフのうさちゃんには本当に感謝しています。

アフターパーティでは、ガールズやコーチの方から「ありがとう」「お疲れ様」という声を貰うたびにさらに泣き出していました。途中から「泣いてしまうので優しい言葉をかけないでください」という謎の注文をつけられた方や、泣いていたことによりうまく会話ができなかった方に対して、改めて感謝の意を伝えたいと思います。こちらこそガールズやコーチとしてこの会に参加して頂き本当にありがとうございましたという気持ちでいっぱいです。

当日の写真を見ながらひとつひとつ思い出していたら、この記事を書きながらさらに泣きそうになったので会の詳細は @chinatz_ ちゃんが書いてくれた Rails Girls Tokyo 12th レポート を読んで下さい...!

今までやってみたかったけど中々はじめられなかった人や、一人でやっててもよくわからなくて困ってる人の足がかりになれていれば嬉しいです。

最後に

会を一緒に作り上げてくれたガールズ、コーチの皆さんやスポンサーとしてご支援下さった皆さんにとても感謝しています。そして、とってもすてきなデザイン関係を全部担ってくれたうさちゃん、食事や飲み物関係でサイコーのラインナップを用意してくれたしきぶさん、沢山相談にのってくれたえもりさん、本当にありがとうございました。

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iPhone の待受にしています🥰

みなさんのブログ

不足あればお声がけいただけると嬉しいです😉

るびま

ガールズ

コーチ

スタッフ

Rails Girls Japan Advent Calendar 2019 - Qiita 次の記事は Rails Girls Fukuoka 2nd オーガナイザーの @makimoch さんです。

はじめての bundle update

自分のアプリ を長らく触っていなかった。

そして今日自分のコードを読み返すとウッ...なんだか頭が痛くなってきた... というわけで勉強がてらいじくり倒そうと思ってまずはここから。

目標

ruby 2.5.3 -> 2.6.5

rails 5.2.2.1 -> 6.0.0

やったこと

  • chromedriver-helper -> webdrivers へ変更
    • System Spec が根こそぎ落ちて思い出した
  • bundle update
    • coffee-rails いらなかったのでついでにさよならした
  • rails app:update
    • 危うく既存の routes を消しそうになって焦った
    • diff は大事

現在レビュー待ちですが、とりあえず、おそらく無事に update は終わったと思う。 あと System Spec 重たすぎてつらいので別のテストに置き換えていきたい。

はじめての Web サービスを作って公開しました

はじめに

FJORD BOOT CAMPの最終課題で自作の Web アプリ をはじめて作り、「メディレコ」という名前で本日公開しました。本記事は Web アプリの紹介と作成経緯等についてのまとめです。

github.com

自己紹介

@lime1024と言います。非プログラマです。職業は一応エンジニアリングの会社ですが、(毎日、紙の書類とにらめっこして判子を押して PDF 化してファイリングして鍵のついたロッカーに閉まっていたので)プログラミングには全く関係有りません。 2018年5月23日にプログラミングの勉強を開始、2018年8月21日から Rails の勉強を開始 、2019年1月22日に本アプリを rails new しました。

作った Web アプリ

「メディレコ」

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メディレコ」という、医療費控除申請書類をかんたんに作れるアプリを作りました。医療費をメディレコに記録すると、国税庁指定の「医療費集計フォーム」に記入された状態でダウンロードができるので、確定申告のときに読み込みを行うことで簡単に医療費控除の申請ができます。

アプリについての詳細は GitHubREADME.md を見てください。

作った経緯

今年の確定申告(なので去年分)で、はじめて医療費が 10 万円を超えそうだったので、確定申告するぞ〜〜〜と意気込み Google スプレッドシートに自分と旦那の分の医療費を書き溜めていました。が、後から領収書が出てきたときにセルの行を入れ替えたり、病院名を他の行からコピペしたりするのが面倒だったので、折角なのでこれを最終課題の Web アプリの開発の題材にしようと思いました。

やったこと

進め方

構想からデザインを含め実装、デプロイまで、丸二ヶ月で完成しました。タスク管理は GitHubProjects を使って進めました。issue と PR を紐づけて管理できるので使いやすかったです。自分でやりたいことをどんどん issue に書き出していき、バグ、指摘事項やアドバイスも issue に起こし、一つずつ潰していく、を一週間周期で繰り返して進めていきました。

大変だった issue

元々、コントローラに書いていた処理をモデルに切り出しました。コピペくらいでさくっと終わると思っていたのですが、current_userparams がモデルで使えないので、コントローラから渡さないといけなかったり、 respond_to はコントローラに書かないといけなかったりで、結構ハマりました。

楽しかった issue

進めていくのはずっと楽しかったですが、強いていうと...

医療費登録画面から遷移して家族と支払先を登録したときのみ、登録完了後に医療費登録画面に戻るようにしたかったのですが、どのページから遷移したのかの情報を取得する方法がよくわからず難しかったです。

医療費登録画面から家族と支払先に遷移するときのみ URL に from=medical_bill を追加して params[:from] で取得できるようにしました。そこから hidden_field を使って、家族と支払先を登録するときは params[:from] を渡すようにして、家族と支払先を登録するときに params[:family_member][:from]params[:payee][:from]medical_bill が含まれているときは、医療費登録画面に戻る、というようにして、なんとか完成しました(文章化したけど解読難しいですね😇)。

ナンモワカランゼッタイムリという状態から始まったので、この issue はやりきったぜ...という気持ちが強かったです。旦那にヒントとなるキーワードを教えて貰いながら進めました。

さいごに

アドバイスを頂いてから未だ修正できていないところや、これから @machida さんのデザインレビューもあるので、今後もメンテして、大事に育てていきたいなあと思っています🐤。 医療費控除したいな〜でも確定申告ってなんだか面倒くさそ〜〜と思っている人にぜひ使ってほしいなー!と思います。自分が一人目のユーザなので、誰も使わないということは無いので安心ですが...😅

アプリを作るにあたって、せっせこバグを見つけてくれた @kirikiriyamama 、毎週相談に乗って頂いた @komagataさん, @machidaさん、テストかけ〜と念を送ってくれた @yu_suke1994 と、アプリの完成をずっと見守ってくれた @beta_chelsea, @hnmx4, Zenshin.web のみんなには感謝しています🙏

このアプリの完成度で、どこまで評価してもらえるかは分からないですが、転職の足がかりになればいいなと思います。ですので、転職先とバグ報告をお待ちしています!w