らいむぎばたけ

つかまえなくてだいじょうぶ

無線従事者免許の氏名を変更した

結婚してから五年半、すっかり忘れていた一陸特と三アマの無線従事者免許の氏名をやっと更新した。結婚したときに銀行やら運転免許証やらの氏名は変更していたのだけど、完全にこっちについては忘れていた。

無線従事者免許証の再交付にはひとつにつき 2200 円の手数料がかかる。仕方ないよな〜と思いつつ調べてみたところ "特例方式" と呼ばれるものだと無料で免許証の訂正を受けることができることがわかった。自分の免許証はどちらもラミネートタイプの免許証で、交付が平成 22 年 3 月 31 日以前であったので特例方式で免許証の訂正を受けることができることがわかった。

参考: 総務省 電波利用ホームページ|申請書等のダウンロード|無線従事者免許申請書の様式(ダウンロード)

ラミネート時代の免許証

氏名変更の事実を証明するための準備をする

氏名の変更の事実を証明するための書類として住民票が例示されていたので、特に何も考えずに住民票をコンビニで取得したところ旧姓が載っていなかった。そういえばいつだかできるようになったというのを見た気がしたけど、特に申請等はしていなかった。まずここで何にも使われない住民票に 200 円を使った。

参考: 総務省|住民基本台帳等|住民票、マイナンバーカード等への旧氏の併記について

戸籍妙本を提出して免許証の氏名変更をする方法もあったが、今後も旧姓を証明しないといけないことがあるかもしれないので、住民票に旧姓を併記する方法を選んで進めることにした。

戸籍謄本を取得する

住民票に旧姓を併記するためには戸籍謄本等を用意しないといけない。 "等" に他に何が含まれているのかはよくわかっていないので戸籍謄本を用意することにした。

我が本籍地はコンビニで戸籍の取得ができなかったので郵便請求を行った。郵便請求のために交付手数料として定額小為替を用意しないといけない。

定額小為替を取得する

定額小為替を取得するためには、平日に郵便局の窓口にいかないといけない。行ったら行ったで駐車場が満車で一回心が折れた。氏名変更の手続きを五年半もやってなかったしもうやんなくてもいいかなと一瞬過ぎったけど、頑張ってもう少し大きい郵便局に向かった。こっちは駐車場が空いていたが、到着時間が窓口業務の営業時間ギリギリの到着になってしまった。450 円の定額小為替を取得するために手数料を含めて 650 円支払った。

窓口が閉まる時間になると局内で鐘がなって、窓口業務終了します!という大きな声と共に、窓口の人たちが目の前の小銭等を入れるプレートをひっくり返していった。よくある銀色のポールでバリケードもすぐ設置された。平日の窓口のギリギリの時間に行ったことなかったので、この光景に結構びっくりした。時間が過ぎたら対応しない強い意思を感じてとても良かったと同時に間に合って良かったとも思った。受付は間に合ったが、支払いタイミングが営業時間を少しだけ過ぎたので最後はバリケードをちょっとだけ避けて郵便局を後にした。

本籍地に請求書を送る

郵送請求書のコピー代、往復の切手代で合計 188 円。封筒は家にあったので追加で買わなくて済んだ。今度はポストに行くのがだるい。定額小為替を買いにいったときに全て準備しておけばその場で出せたのにな、と少し後悔した。頑張ってポストまで歩いた。

期間は忘れたけど不備もなかったみたいで、割とすぐに戸籍謄本が送られてきた。戸籍謄本が入った封筒を持って家に入って、椅子に座ろうと思ったが、このまま座ったら一生役所に行かない気がしたので、頑張ってすぐに役所に向かった。

住民票とマイナンバーに旧姓を併記する

役所に行って窓口で相談したら、すぐ申請書をくれて手続きをしてくれた。何の紙かは忘れたけど 3, 4 枚書類を書いた。何故か付箋に書き直された旧姓を見せられて何度も確認された。大丈夫、合っていますよ。

手続きの中で、住民基本台帳用暗証番号の入力が必要になったのだが、入力画面には「暗証番号」としか書かれていなくて「どの暗証番号ですか?」と訪ねたら「暗証番号、全て番号違うのですか!?」と聞かれた。暗証番号全て共通にしている人が多いのだろうか。

ふと、マイナンバーカードを作りに行ったときのことを思い出すと、暗証番号をメモするための用紙を渡されたけれど紙には書かずに 1Password に保存していたら「紙に書いてください」と割と強く言われたので「紙に書かないといけないんですか!?」とこちらも強めに聞き返してしまった。「そういうわけではないのですが。紙には書かなくて本当に良いんですか??!?」と改めて紙の使用を促された。無くしちゃう人がたくさんいるんだろうなあ。大変だなあと思いつつ半ば強制気味だったのは嫌だったなあというのを思い出した。

旧姓が併記された住民票を取得する

無事併記されたのでその場でもらった。200 円。これでやっと氏名変更の事実を証明することができるようになった。

総通に書類を提出する

三アマと一陸特とふたつあるが、返信用封筒と住民票は 1 通で問題無いか事前に電話で確認した。それぞれの申請書さえ入ってたら一緒に送っていいし、封筒も住民票もひとつで問題無いと言われたので、そうした。切手代が往復で 168 円。

これでやっとやることが終わった。長い旅だったと思った矢先、送付したはずの書類が家に返送されてきた。重量オーバーで 10 円足りなかった。再び郵便局へ行った。今度は駐車場が空いていたので窓口で改めて重さを確認してもらって差額を支払って、ごめんなさいした。

追加の 10 円だけの支払いで、支払い者としてはラッキーと思いつつ、金額不足での発送元への返送という手間をかけさせてしまった。宅配便の再配達とかもそうだけど、別で料金とったほうが良いんじゃないの...いつもありがとうございます......

新しい免許証を受領する

申請してから二週間ちょっとで新しいカードタイプの免許証が届いた。名前が変わっている。そして少し小さくなった。おそらく全部で 1416 円ほどで氏名変更を完了できた。改めて名前が変わるというのは大変だなあと思った。おつかれさまでした。

キラキラしてる

そして、これからおそらく局免の再開設をしないといけない気がする。ちょっと疲れたので一回休み。